ヤマトは帰ってきた! -宇宙戦艦ヤマト2199の魅力-
小学生の頃、鍵っ子だった僕は父が撮り溜めていた「宇宙戦艦ヤマト」を観ながら母の帰りを待っていた。あれから約20年、リメイク作品である「宇宙戦艦ヤマト2199」が順次公開され、好評を博している。薄い本が出ていたり女性キャラが増えていたりするという情報だけを耳にし、
「どうせ安易な萌えアニメになってんだろ?w」
と馬鹿にしてかかっていた僕であったが、オリジナル版を尊重しつつ演出や表現を強化した本作に、完全に心奪われてしまった。
ここでは、その魅力について書き綴っていきたいと思う。
魅力1: 細部まで描かれたメカニック
やはり一番評価したいのはフルCGで描かれたメカニックの数々であろう。ヤマトはもちろんコスモゼロやガミラス艦隊など、装甲板の一枚一枚までもが緻密に描き込まれている。こりゃたまらん(*´д`*)ハァハァ
魅力2: 旧作ファンも唸る演出
戦闘シーンや発進シークエンスのクオリティも昨今のSF作品と同等以上の仕上がりとなっている。また、艦内生活、人間関係の描写が濃厚になり、物語への没入感が大幅に増した。ガミラス星の内政状況の描写が追加されたのも、ストーリーに深みを増している要因だと思う。特に、冥王星前線基地のシュルツ司令が愛娘のビデオレターを観ているシーンは非常に良かった。
何も知らずに見るとただの変態である。
魅力3: 個性豊かなキャラクター達
細かな設定変更はあったものの、旧作から引き続き登場するキャラクター達は魅力的に描かれている*2。特に今作では徳川機関長がいい味出してると思う。高速回転するフライホイールと共に、どんどん登場してもらいたい。
女性キャラクターが増えたが、これは森雪の負担を減らすために必要な変更だろう*3。
って、おい山本どうした*4。
さあ、みんなでヤマトを観よう!
僕のお粗末な文章では本作品の魅力を十分に伝える事はできない。少しでも興味が湧いた方はTV放送を観た後、映画に足を運んで頂きたい。そして可能ならば、旧作も視聴して欲しいと思う。
おまけ
ヤマト2199は尻アニメです。
いやあ、どちらも良い尻してますよね。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2012/05/25
- メディア: Blu-ray
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