思考の墓場 サルガッソー

思考は宇宙気流に乗り、移動性ブラックホール「サルガッソー」へと流れ込む。

勢いに任せて吐き出しちゃっても良いじゃない

みつを


 …ではなくて。

 最近パソコンにかじりついて文章を書くことが多くなりました*1。時々居眠りしたり、「文章の神様が降りて来ねえ」とぼやいたりしながらもパタパタとキーボードを叩いていますと、「文章を書くのに何が大事か」が、なんとなく見えてきたような気がします*2


鉄は熱いうちに打て

 誤用を承知でこの言葉を使います。
 ここで言う「打つ」は文章を校正する作業を指すと僕は思います。適切な語句の選択、構成の確認、書いては削り、削っては書くの繰り返し…こうして納得いくまで「打ち続けた」文章は、他人の評価はさておき、眺めてみるとなかなか達成感がありますよね。


熱い鉄は自分の内側から出すしかない

 鉄を打つ技術、つまり表現力や構成力といったものは、訓練の賜物なのかもしれませんし、もしくは生まれ持った才能なのかもしれませんが、ここでは特に言及しません*3。きちんとした専門書を読むかネットで調べれば、こういった技術に関してはいくらでも勉強することができるでしょう。

 問題は、「元の材料である鉄はどこから出てくるのか」ということです。

 それは、自分の中からそれなりの熱量を伴って出てくるものだと思います。熱とはつまり「伝えたい」「分かってもらいたい」という気持ちなのではないでしょうか。変に思い悩むことでこの気持ちは弱くなり、結果として自分の主張が伝わらない鈍らな文章ができ上がってしまうような気がします。


だから、勢いに任せて吐き出しちゃっても良いじゃない

 言いたいこと、伝えたいことがあるなら、とにかく書きなぐりましょう。自分の情熱が失われないうちに。



 あ、脳内BGMはコレで。

ガリレオ ドラマメロディー - YouTube

*1:おかげで痔になりました☆(ゝω・)vキャピ

*2:あくまで主観的なものです。万人に当てはまるものではありませんし、そもそもきちんと文章が書ける人には全く役に立たないものだと思います。

*3:できません。